宮田物産がおすすめする土壌診断サービスの3つのポイント




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よくある質問と回答をまとめました。
診断のながれ




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土壌化学分析セット
280001 | 水田(検査10項目) | 10,800 |
280002 | 畑・草地(検査9項目) | 10,800 |
280003 | ハウス内(検査10項目) | 10,800 |
280004 | 果樹園(検査8項目) | 10,800 |
280005 | 茶園(検査8項目) | 10,800 |
検査項目
項目名をクリックまたはタッチすると説明文を表示します。
水田 | 畑・草地 | ハウス内 | 果樹園 | 茶園 | |
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pH
土壌の酸性・アルカリ性といった化学性を特徴づける基本的な項目で、養分の溶解性や土壌微生物の活動に影響を与える。
作物にはそれぞれ生育に適した土壌pHの範囲がある。 |
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EC(電気伝導度)
電気伝導度とも⾔い、土壌中の水溶性塩類濃度の目安となる。
EC値は作物の種類によって生育に適正な範囲があり、この範囲を超えて塩類濃度が高まると、作物の生育低下やや枯死することもある。 |
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CEC(塩基置換容量)
保肥力の目安となる指標で、施肥量や施肥方法などを判断していく上で必要となる診断項目。
数値が小さいほど肥料保持力が低く、大きいほど肥料を土壌に貯めておく力が高い。 |
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硝酸態窒素
作物に利用される無機態窒素の⼀つで、畑作物の生育・収量・品質に大きく影響する。
(畑作物のように酸素の多い土壌で生育する作物の多くが好んで吸収する。) |
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アンモニア態窒素
水田などの灌水状態の土壌に含まれる無機態窒素の一つで、水稲やレンコンのように還元土壌で生育する作物が好んで吸収する。
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可給態窒素
土壌中の有機態窒素(難分解性)が土壌微生物によって分解され無機化した窒素のことで地力窒素とも呼ばれる。
硝酸態窒素、アンモニア態窒素とともに可給態窒素を知ることで、土壌中にある作物が利用できる窒素量を把握することが出来る。 |
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トルオーグリン酸(可給態リン酸)
作物が利用可能な土壌中のリン酸を示す。
根の発達に大きく影響するため少ないと生育不良となるが、適正範囲を超える多施用では過剰障害を起こす。 |
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交換性加里
作物が利用(吸収)出来る土壌粒子に保持されている塩基状態のカリウム。
⼀般的に、果菜類、イモ類、豆類はカリウムの要求度が高く葉菜類は要求度が低い傾向にある。 |
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交換性石灰
作物が利用(吸収)出来る土壌粒子に保持されている塩基状態のカルシウム。
欠乏すると生長の最も盛んな頂芽や、根の生育が抑制される。 カルシウムは土壌への吸着親和性が高いため、作物への施用機能よりも、土壌の酸性を土壌pH調整資材として重視されている。 |
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交換性苦土
作物が利用(吸収)出来る土壌粒子に保持されている塩基状態のマグネシウム。
⼀般的に、大豆等油脂作物やトマトなどの果実のなる果菜類、ブドウなどの果実類で要求度が高い。 |
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可給態ケイ酸
水田において重視される項目。イネ科作物にとっては必須養分で、耐倒伏性の向上、受光態勢の向上による光合成の促進効果とともに、耐病害虫抵抗性の向上効果が知られており、収量や品質の向上が期待できる。
また、ケイ酸施用の水田では高温障害による乳白米の発生率が低いことが明らかにされている。 |
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遊離酸化鉄
水田において重視される項目。水田土壌において還元状態下で発生する硫化水素による根の障害を防ぐ効果がある。
また、有害な有機酸の濃度が減少することで収量の向上にも効果があり、遊離酸化鉄含量が2.0%までは、水稲の収量が向上するとされている。 |
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バランス飽和度 |
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石灰/苦土比
交換態苦土に対する交換態石灰の割合。
塩基バランスの指標で露地野菜では、3.7~7.0が適当といわれている。 |
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苦土/加里比
交換態加里に対する交換態苦土の割合。
塩基バランスの指標で露地野菜では、1.1~3.2が適当と⾔われている。 |
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リン酸/苦土比
交換態苦土に対するトルオーグリン酸の割合。
(北海道において水稲育苗時の管理指標に使われている。適正範囲は1.0~4.0) |
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石灰飽和度
土壌のCECに対する交換態石灰の割合。
塩基飽和度および、苦土、加里の飽和度を見るとともに、それぞれのバランスをチェックすることが重要。 (石灰飽和度は、苦土・加里飽和度より割合が高くpHへの関与が大きいのでより重要視されている) |
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塩基飽和度
CECに占める、石灰、苦土、加里の塩基総量の割合。
CEC(10~20meq)の⼟壌では80~100%の塩基飽和度が適当とされている。 CECのかなり低い土壌(10meq未満)では、塩基飽和度が100%以上ないと収量が向上しない。 |
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